秋番茶と施肥!
2024/10/21
こんにちは
朝晩肌寒くなった今日この頃。
今は秋番茶刈りもようやく終わり施肥作業をしています。
私どもは、秋番茶は基本、刈り捨てて畑に戻します。戻すことの大きいと思うメリットとして、畑に刈り落とした茶葉が堆肥となり肥料の代わりになる事と、無農薬では除草剤は使わないので雑草の抑制に、そして畑の土の乾燥を防ぎ、根を守る役目をしてくれるのです。
デメリットは捨てれば目先の現金に替わらないこと。(笑)
実は秋番茶はお菓子等の加工用抹茶として使用されています。単価の安い抹茶菓子に宇治の単価の高い初茶の抹茶では中々採算が合わないので単価の安い秋番碾茶(抹茶の原料)がこの時期に製造されているのです。
ここ数年、肥料の価格は高騰し、2年前1袋1000円の肥料が1800円になった物もあり経営も益々、厳しくなっているのが現状です。宇治茶ブランドを守るため宇治茶農家は日々奮闘中です!(汗)
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垣伊
住所 : 京都府綴喜郡宇治田原町南32
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